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出来事から学ぶ姿勢を大切にする

「自分の人生に起こる出来事には意味がある」という言葉があります。

 

出来事の中でも、特に、インパクトのあった出来事は、自分が乗り越える課題を教えてくれています。

課題が何かを知るためには、自分と向き合い、内観することが必要ですけど。

 

直近2年程の間に、僕に起きた衝撃的な出来事。

 

1.突然の職場移動通告。

 「来季から、##部へ移動になった。がんばってくれ。」

 「えっ?」

 

2.車からの異音で修理費20万円なり。

 「エンジンルームからカラカラ音がするんです。」

 「ウォーターポンププーリーの軸ズレ。それから、車輪のベアリング摩耗です。」

 

3.縁石に乗り上げドア下を強打!

 「ボディが歪んで塗料割れ。錆も大きく広がっている。」

 「修理費の見積金額は?」

 「10万くらいかな。」

 

僕の場合、視点を変えてみるとこうなります。

◆職場移動

今の職場では学ぶことがなくなった。新たな環境で、新たな知識や視点を手に入れて自分を成長させるチャンスがやってきた。

 

◆車からの異音で修理費20万円

急のつく運転をしすぎたかも。歩行者や他の運転者にも迷惑を掛けていたかもしれない。

そうそう、右折信号は矢印消えても突っ込んでたっけ。

事故起こしたら、修理費だけでは済まなかったと思う。

事故を起こす前に気づいてよかった。

 

◆ドア下を強打

スーパーの駐車場で移動中によそ見をしたとたん、ガシャン!と音がした。

人にぶつからなくてよかった。

一歩間違えば、人にぶつかっていたと思うとゾッとする。

注意散漫だよと気づかせてくれた。

 

今は、この出来事がおきてよかった、と思えます。



さて、仕事では自分の意思とは関係なくやりたくないことを押し付けられるとか、突然の事故や怪我、人から非難され、裏切られ、苦しい環境に置かれるなどなど。

辛い出来事、苦しい出来事には遭遇したくないですよね。

 

でも、これらを学びの機会と捉えられると、自分の成長につながるんです。

プラスの発想に変えるきっかけになると思います。

 

出来事が起きた時、こんな風に考えてみて。

 

「この出来事からは、何を学ぶことができるだろうか。」

 

出来事を客観的に考えられると、自分が課題とすること、自分に必要なことに気づきやすくなります。

 

出来事に意味はありません。

意味付けをするのは、自分です。

 

出来事が起こった原因を、どこに求めるのか。

「自分の責任」と考えるか、「周りの人の責任」と考えるか。

 

何もかも自分が悪い、と思う必要もないですが、

あの人が邪魔しなければ、環境が悪い、タイミングが悪いなど、被害者意識にならないことが大切なんだと思います。

 

出来事から、何かを学ぼうとする姿勢が持てるといいですね。

 

仕事に対しても同じだと思います。

仕事で周りに迷惑を掛けた時、出来事を学びの場と考えるなら、

自分の指図があいまいだったのか、報連相のどれが不十分だったのかなど、原因を考え、改善策検討し実施する。

この繰り返しで、仕事の質も上がり、自分も成長します。



「どんな事からも何かを学ぶことができる」という考え方が出来るように、

日々、心がけていきましょう。