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「リベラルアーツ」という言葉が気になった

リベラルアーツ」という言葉。

 

日本語に直すと「教養教育」「一般教養」となるらしい。

言葉の起源は、古代ギリシャ・ローマ時代の「自由七科(じゆうしちか)」にあるそうです。

自由七科とは、「文法学」「論理学」「修辞学」を含んだ3学と、「算術」「幾何学」「音楽」「天文学」から成る4科のことを指しているんだって。

リベラルアーツは、人が自由に生きていくためのスキル、知識を身につけるだけでなく、実践的な知性や想像力を養うための学問なんだそうですよ。

 

で、リベラルアーツの基盤となるものは?

「文法学」「論理学」「修辞学」を含んだ3学なんだって。

どんな学問なんだろう?見当もつかかないです。

 

ボクは、社会に出て仕事についてからは専門性を重視してきました。

なので、文学や経済、法律などとは接点をほとんど持たず生活してきたから、

一般教養はほとんど身についていないと思います。

 

人の意見に対し、自分の意見を言えないこともしばしば。

(知らないことに対しては、自分の意見がもてないから)

今さらですが、幅広い知識・教養を身につけておけばよかったと思います。

 

私たちの身近には、答えのない問題は山ほどあります。

どう対処すればいいのか?

 

異なる視点や考え方で物事を見ることができるようになればいいんです。

自分で考えて、自分なりの答えを出す。

他人を否定せず、自分の意見も主張し、共存する。

ジャッジをしない。

 

 

誰もが、幼少からの教育で、「正解」を求めることを強要されてきたと思います。

物事には必ず「正解」があって、それがわかる人が優秀だと思っていますよね。

でも、社会で起こっていることは、一つの正解を見つけることが困難な難しい問題ばかりだと思いませんか?

国際紛争の渦中にいる人たちは、自分の考えは「正しい」と信じて争っています。

そんな中で、「正解はこれだ」と言っても解決はしませんよね。

正解を見つけることよりも、考え方や感じ方が違う人たちの立場や主張を理解し、どうすれば共存していけるのか考えることが必要なんです。

そのためには、物事にはいろいろな見方があることを「学ぶ」ということです。

 

いろいろな見方ができれば、他の人が言っていることを鵜呑みにしない。ということができるようになります。

自分で考えて、自主的に行動できることが必要なんです。

もちろん、そのためにはたくさんのことを知っておかなければならないけど。

 

「専門知識」を学ぶ。

歴史、文学、経済学、政治学などを学んで、自分で考える基準や軸を身につける。

 

「専門外の知識」を学ぶ。

多くの視点を持つことで、物事を見る幅や角度を広げることができるようになります。

 

「教養」を身につける。

思考の根本につながる幅広い教養を身につけ、自分なりの考えや判断の基礎となる軸を構築していく。

 

たくさんのことを知るって、大変そうですね。

 

さて、「リベラルアーツ」を学ぶための本を探そう。

いつ?

 

「いま。」