仕事でもプライベートでも様々な出来事が日々起こっています。
そんな日常の中で、僕は、出来事を客観的に見ることが苦手でした。
たとえば、
食事をおごってもらった。→次はおごってくれという事か?
誕生日のプレゼントをあげた。→相手は僕に感謝してくれるよな。
仕事で必要な資料を代わりに作ってあげた。→僕が仕事のできる人だと思ってくれるよな。
とか。自分目線でしか物事の解釈ができていなかった。
こんなことを続けているせいか、心が苦しくなって自己否定をするようになっている自分に気が付いたんです。
「だから自分はできないんだ」
「どうせこんなもんだよ」「やっぱりできない」「またできなかった」
こんな言葉が口癖になっていた。
ここから抜け出したい。
では、どうするか?
まず、出来事の事実を観よう。という事から始めてみました。
主観ってなに?・・・人によって変わるもの
⇒個人の考え方や感じ方、見方。自分の意見や考え方ですね。解釈と似ていますね。
「~と思う」とか憶測や推測も含まれますね。
客観ってなに?・・・誰が見ても変わらないもの
⇒誰から見ても変わらない認識や考え方ですね。
「数字」や「YES、NO」など定量的に示されること。
いざ、「事実」を観ようとすると、事実が見えてきませんでした。
今まで意識してやってこなかったから。
なので、相手の言っている事が、事実なのか?に注意して話をすることに集中。
しばらく続けると、なあんとなく事実とその人が自分なりに解釈していることが分かるようになったんです。
あとは、自分が「事実に基づいて話しているか」を意識していけばいい。
相手には期待せず、自分の話し方や聞き取り方を変えていけばいい。
事実を見る癖をつけることで、自分を責める理由が減っていきます。
事実は一つ。解釈は無限です。
主観は、人それぞれだから気にすることはない。そんなふうに考えるんですねととらえればいいんです。
出来事を主観的に考えるだけではなく、客観的に考えられるようになれば、人生は良い方向に向かっていくはずです。