「欲しいもの」と「必要なもの」の違いを意識したことありますか?
いままで「相手が欲しいものを届けるんだ」という考えがボクの中心にありました。
そうすれば文句も言われず良好な関係が気づけるんだ、と思い込んでいたからです。
でも、すぐに行き詰るんですよ。いつも。
相手との間隔のずれが大きくなって、いつの間にか疎遠になっちゃう。
ボクは「これが欲しいんだろうな」と思ったものを提供する。あげる。
でも、相手はそれじゃない、って感じて僕に対して不満を持つ。
そんな繰返しをしていたなあと思います。
そんなことを続けてきたので、友達もほぼゼロになっています。
知り合いはいますけど、休日に一緒にどこかへ遊びに行くとか
食事に行こうって気軽に誘える人がいません。
一人の時間も大切だけど、他の人とのコミュニケーションがなくなるのはさみしい。
そんなとき、知り合いから
「相手に必要なものを届けてる?」
と問われました。
「いや、欲しいと思っているであろうものを届けてる」
そうじゃなく、必要なものを届けないと。
関係は続かないよ。
初めは、それが欲しいんじゃない。と否定されるかもしれないけど。
時間がたつと、必要なものを届けた人は、ありがとうという気持ちが芽生えてくると思うよ。
魚が欲しい、という人には、魚の釣り方を教える。
そうすれば、魚を取り続けることができる。
魚を与えると、そこで終わってしまう。
なんにでも当てはまるわけではないと思うが、相手に必要なものは何か、ということを常に考えコミュニケーションをとることでボクの観察眼も成長するだろう。
欲しいものを届けず、必要なものを届けることで反発を食らうかもしれないが、後々その人のためになるんだ、という想いがあればやり抜くこともできるかもしれない。
考え方を変える、というきっかけになる出来事でした。