何か新しいことを始めたとき。
うまくできない、と自分を責めていませんか?
「初めてやることだから、できなくて当たり前」と考えられると楽ですが、
なかなかそんな風には考えられないですよね。
例えば、プログラミング。
以下、私の実体験です。
「部門のホームページを作れ。」との業務命令。
ホームページの言語???の状態からスタートしました。
ネット検索や書籍を買い込み勉強の日々。
業務中に勉強するわけにもいかず、定時で退社し勉強を続けました。
3か月ほどかけ、HTMLやCSS、Javaなどを使ってコードを書いて、動作を見て、
修正してという繰り返し。思うように動かず、悶々とする日々でした。
ネットで見るコードは分かりやすくメンテ性もよく見えます。
こっちはド素人です。
言語の作法やメンテ性なんかこだわっていられません。
とにかく作り上げる、ここばかりに目が行っていました。
で、一応完成し、上司へお披露目。
当然、「ここ直して」、「見栄えが悪い。デザイン変えて。」など、
注文が付くわけです。
見直し始めると、どこを直せばいいのか自分でも分からなくなる。
自分でコードを書いたのに。
言語の作法もメンテ性も考慮していないので仕方ないですが、
見直しても分からなくなる。自分にがっかりしました。
言語を覚えていないことが影響してることは明白ですけどね。
ま、綺麗なコードを書こうとしたら時間がかかるので仕方ないです。
その後、1か月ほどの時間はかかりましたが何とか使えると思われる
ホームページを完成させました。
今後もメンテは続くので少しづつ直していこうと思います。
ヘタクソなコードをたくさん書いて動かないとか後で見て分からないとか、
悔しい思いをすることで、言語の作法やメンテ性を考慮したコードが書ける
ようになっていくと思います。
これからも、新しい言語を学ぶときは、ヘタクソなコードを書きまくり、
その言語への理解を深めていこうと思います。
初心者だし、練習中だし、ヘタクソさは気にしないようにしましょう。
コードを書き、とにかく動くものを作って動作を確認する。
これを繰り返すことが実力アップにつながります。
私が経験したのは、外部に公開しない社内限定のホームページでした。
なので、目的を達するためにコードの綺麗さやメンテナンス性には
ある程度目をつぶっています。
新しく何かを学ぶとき、できない、恥ずかしいとか、やってみる前から
諦めるような言葉を自分に語り掛けないことです。
まず、やってみましょう。手を動かしてみましょう。
取り組むことで何かが変わり始めます。
そのうち、堂々とできるようになればいいや、
と思えれば心の負担も減ると思います。
さあ、今日も何かを学んで身につけよう。