人生を楽しく生きよう

心に響く言葉を見つけよう

観念を手放して少し楽になる

あなたが持っている観念、私が持っている観念。

同じようなところもあるかもしれませんが、
似て非なるもの、と思いませんか?

ある出来事を経験したとき、
そのときにいだく感情、感覚、考え方など、
あなたと私で全く同じということはありません。
人それぞれなんです。

 

そしてその観念が、あなたの人生に及ぼす影響はとても大きいものなんです。

それは、

あなたに起きている出来事、過去に起きた出来事も観念が関係しているから。

自分がどんな観念を持っているのか、自分と対話して見つけてみませんか?

 

では、観念とはなにか?

・物事に対する考え

・物事に対して抱く主観的な考えや意識

と言われます。

 

人は、観念によって行動し、観念によって縛られます。

傷つきたくない、恥ずかしい思いをしたくない、そんな嫌な気持ちを防御するために、いろんな観念が作られていく。

親の躾であったり、経験した出来事だったり、安全に生きていくために新しい観念が自分の中に作られていくんですね。

こうした観念が心を縛り付け、幸せを遠ざけていることが多くあるんです。

 

でも、普段は気づきません。

それは、自分にとって当たり前のことになっているから。
なにが問題なのか、分からなくなっているんですね。

ここが問題なんです。

「もっと自分の言いたいことが言えたらいいのに」

「最近なんだかうまくいかないなあ」

と感じることがあれば、観念があなたの心を縛り行動を制限してしまっているかも。

観念が自分の常識になって鎖につながれている、という状態かも知れません。

 

その観念を見つけ出し、手放すことで、鎖を断ち切り、心の赴くままに行動できるようになるはずです。
観念を手放した分だけ心も体も軽くなります。

 

僕もたくさんの観念を持っていました。
手放せた観念もあり、今は少し楽に生きてます。
まだたくさん持っていますが、手放せた観念についてお話しします。

 

僕は、「~すべき」「~してはいけない」に縛られていました。

「人に迷惑をかけてはいけない」

これが一番大きかった。

 

「迷惑」の解釈は、

ある行為がもとになり、不利益を受けたり、不快を感じたりすること、ですよね。

でも、何を迷惑と思うかは人それぞれ。受け取る側の観念にもよります。

僕の場合は、

「自分が嫌だと思うことを人にする」

「だって、でも、どうせ、だけど、という言葉を発する」

「人の物理的負担や精神的負担を増やすこと」

 

突き詰めると「人に嫌われたくない」ということと、自分では理解したんです。

そんな思いが強かったために、これまで、嫌われたくないから人とかかわらない、人を遠ざける、という行動をとっていたんだ。
だから、友達がどんどん離れ、最終的に一人ぼっちになったんた。
と気づきました。

 

そのころは、まあいいや、と思っていましたが、
やはり友達は、いないより、いたほうがいい。

 

今頃気づいても遅いけどね。。。。。。。。

 

よ~く考えると、人生において、人に迷惑をかけること、多かれ少なかれあるはずです。迷惑をかけないことなんて、ない、とおもいませんか?

それならば、観念を手放してしまおう。

 

人に迷惑をかけるのは良くないけど、迷惑をかけてしまったら、素直に謝ろう。

 

と観念を少し書き換えて、時間をかけて観念を手放しました。

 

自分がどのように感じても、相手の受け取り方は相手次第。
自分ではどうすることもできません。

「迷惑かけたら素直に謝る」

僕は、これができるようになって、楽になりました。

でも、友達は戻ってきませんけどね。いまだ一人ぼっちです。

 

観念は書き換えることができます。

観念を書き換えて、少しづつ楽になっていきましょう。